屋久島時々旅。

屋久島でネイチャーガイドに従事。屋久島の大自然の風景や、東京から移住しての島生活、そして、旅の風景をお届けします。

屋久島ヨガ・リトリート&白谷雲水峡トレッキングツアー《女性限定企画》 レポート 2015春編 Vol.3

※連載ブログになります。vol.1はこちらから

 

2日目の夜も、みんなでお食事をした後、休憩を挟んで、星空ヨガへ。

といきたいところだったのですが、残念ながらこの夜は、ほんぶりの雨に。

室内でのヨガレクチャーとなりました。

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スタッフのアイデアから、途中、アロマキャンドルを焚き、

キャンドルナイト・ヨガ」となりました。

(雰囲気は出しつつ、換気はしっかりとさせて頂きましたw)

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トレッキングの疲れも手伝ってか、ヨガプログラムも脱力&リラックスモードに。

みんなその場で寝てしまいそうな雰囲気でした。

明日こそまた海を見ながらヨガができることを願って、宿へ戻りました。

 

 

《ヨガツアー3日目》

3日目の朝。昨晩の雨は止み、雲が風で流されていく様子も見て、

屋外で、ヨガをすることに決めました。

太陽が昇る少し前に、屋久島の安房近くにある春田浜へ向いました。

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どんより雲がまだ広がる中、朝の新鮮な空気を体に取り込み、

ゆっくりとポーズを作っていきました。

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そして、みんなの動作に呼応するように、水平線の雲が流れていきました。

太陽礼拝のポーズを繰り返していると、なんと目の前に、朝日が!

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自然の演出って、本当に凄いなと、ただただ朝日に見惚れてしまいました。

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朝日のパワーを得て、朝ヨガのレクチャーが終わった後は、

ただただみんないい笑顔になっていました。

この屋久島でやったからこその充実感があったんじゃないかと思いました。

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あれ、ひとりよろけてる人が・・笑

 

3日目の午前中は、宿で朝食を済ました後、「滝巡り&アウトドアランチツアー」へ。

午後の高速船や飛行機で帰られる皆さんを、

屋久島の名瀑「千尋滝(ぜんぴろのたき)」、「大川滝(おおこのたき)」へご案内。

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大川滝では、滝つぼギリギリまで歩いていき、マイナスイオンと水飛沫を体一杯に

受けてきました。大川滝とヨガツアーメンバー(写真右隅をよくご覧ください!)

 

ツアーの締め括りとなったアウトドアランチは、青空が広がる、屋久島の海辺で、

地魚を使った一皿料理を!3日間の思い出と屋久島を離れたくない気持ちを

お互いに伝え合いながら、海辺のアウトドアランチを楽しみました。

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3日間のツアーレポートは、これで全てです。

今回の屋久島ヨガ・リトリート&白谷雲水峡トレッキングツアー」は、

屋久島アウトドアガイド 島結にとって、初のヨガツアーとなりました!

 

今回の企画も、このツアーで終わりではなく、また次回、屋久島の魅力を色んな形で

感じてもらえるように、屋久島でヨガやトレッキングを組み合わせたツアー企画など

を実施していきたいなと思っています。

 

最後までお読み頂いた皆さん、ありがとうございました!

 

※第2回の開催は、島結ホームページにて、近日告知予定です。

www.shimayui.com

 

島結オリジナル:屋久島ヨガツアーレポートを最初から読みたい方はこちら。

shimayui.hatenablog.com

屋久島ヨガ・リトリート&白谷雲水峡トレッキングツアー《女性限定企画》 レポート 2015春編 Vol.2

《ツアーレポート2日目》※連載ブログになります。vol.1はこちらから。

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2日目は、白谷雲水峡トレッキングへ。

もののけ姫の森で有名な「苔むす森」、屋久島の絶景スポット「太鼓岩」を

目指しました。

 

屋久島と言えば、やはり縄文杉が有名ですが、縄文杉が全てではありません。

屋久島のガイドとして、思うのは、

縄文杉へ行かない”屋久島の旅のカタチがあってもいいのでは・・そう思い、

今回のヨガ&トレッキングツアーでは、縄文杉トレッキングをプログラムに

入れませんでした。

そして何より、今回のツアーは、

屋久島でのゆったりとした時間も満喫してもらいたい、という思いがありました。

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さあ、いよいよ白谷雲水峡へ出発。

 

さて、青空からスタートしたこの日ですが、次第に雲が増えていき、

森の中は、日中にもかかわらず、薄暗く、深遠な森の世界が広がっていました。

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もののけ姫で有名な苔むす森で。

 

目的地を目指して急ぐような山歩きではなく、

目の前の森をしっかりと感じてもらえるように

歩くことだけに集中しすぎないように、一歩一歩ゆったりと歩んでいきました。

 

トレッキングの途中、森の中は、霧に包まれて、神秘的な世界に。

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絶景スポット・太鼓岩は、残念ながら、真っ白な世界になっていました。

それでもここまで登ってきた達成感からか、笑顔が絶えません。

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この3日間のツアーは、縁あって、ネイチャーフォトグラファーの柏倉陽介さんに、

アー写真を撮影頂きました。今回は、フォトグラファーとしてだけではなく、

一人のツアーメンバーとして、ツアーを盛り上げて頂きました。本当に感謝です!

 

そして、撮影頂いた写真の中で、島結の目指すツアーイメージを

よく表して頂いた2枚の写真をお見せしたいと思います。

 1枚目がこちら・・

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続いて、2枚目がこちら。

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みなさん、分かりますか??

旅の仲間に囲まれた後の、彼女の表情が最高なんです!

 

最後は、雨のトレッキングになりましたが、雨でも楽しめるのが、

この白谷雲水峡トレッキングの良いところですね。

ただ、歩くだけならガイドはいらないかもしれません。

でも、ガイドがいるからこそ楽しめる白谷雲水峡もあるのです。

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ツアーレポートの続き、vol.3はこちらから↓↓↓

shimayui.hatenablog.com

 

 白谷雲水峡のガイドツアーは、通年開催しています!

www.shimayui.com

 

※第2回の開催は、島結ホームページにて、近日告知予定です。

www.shimayui.com

 

 

屋久島ヨガ・リトリート&白谷雲水峡トレッキングツアー《女性限定企画》 レポート 2015春編 vol.1

《ツアーレポート・エピローグ》

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屋久島で、「ヨガ」というイメージはあまりないかもしれません。
屋久島に住む方々の中には、ヨガが好きな方やヨガをやられている方も多いのですが、意外と、観光客向けのヨガイベントやプログラムはまだ少ない印象です。

 

・わざわざ屋久島まで来て、ヨガをするの?
・ヨガなら、家の近くのジムでできるのに・・。

 

という声も聞こえてきそうですが、屋久島だからできるヨガがあるのではないか!?
ジムや室内でやるヨガとは異なる何かを感じられるのではないか!?
そんな風に思ったのがこのツアーを企画しようと思った最初のきっかけです。

 

屋外だからこその開放感だったり、大自然の中だからこそ感じられる自然の音や
リズムだったり、一体どんなツアーになるのだろうか・・そんな期待を抱きながら、
このツアーを企画することにしました。

 

《ツアーレポート1日目》

ヨガツアー初日。雲は多いものの、まずまずのお天気。

屋久島の海を目の前にヨガができそうでひと安心。

どんなお客様がいらっしゃるのか、こちらも楽しみで仕方がありませんでした。

 

初日は、お天気を見て、屋久島の北西部にある永田浜でヨガをすることに。

花崗岩が砕けてできた砂浜は、歩くとザクザクするような目の粗く、白いのが特徴。

裸足で砂浜を歩くだけで、童心に返ったような気持ちになり、参加してくれたメン

バーも自然と笑顔に(皆、初対面でしたが、和やかな雰囲気ではじまりました)。

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インストラクターは、屋久島が縁でつながったYUKAKO先生にお願いをしました。

彼女との出逢いがなければ、そもそもこのツアーの企画もなかったのですが、

本当に縁って不思議です。

 

先生のレクチャーが耳に入る。

そして、ふかーく呼吸をしている間、波の音がやさしく響いてきました。

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約1時間ほどのレクチャーを終えると、体はポカポカに。

最後のリラックスタイムは、浜で仰向けになり、

本当に自然と一体になってしまうような不思議な感覚を覚えました。

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初めて屋久島に来て、最初にすることと言えば、山歩きや森歩き、

もしくは、レンタカー借りてドライブというのがほとんどなのですが、

参加してくれた皆さんの表情を見ていて、屋久島でこんな過ごし方があっていいんだ

と思わせてくれる時間でもありました。

またこの島の魅力を改めて発見できたことに、嬉しくなってしまいました。

 

最後に、立ち木のポーズで1枚。f:id:sasaken59:20150615220732j:plain

※左上に見えるのが、口永良部島(くちのえらぶじま)。

 

ヨガレクチャーを終えて、永田から安房へ移動。

この日の夜は、安房川のほとりにある居酒屋さんで、懇親会をしました!

みんな初対面のメンバーでしたが、屋久島の焼酎が出てくると、

みんないつの間にか、打ち解けて、大盛り上がりの会になりました^^

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島で獲れた食材で作られる美味しい料理と、島の水で作られた焼酎で、みんなでわいわいする、こういう時間も旅の醍醐味ですよね!

 

ツアーレポートの続きは、こちらvol.2へ。

shimayui.hatenablog.com

 

※第2回の開催は、島結ホームページにて、近日告知予定です。

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島結ツアー日記「縄文杉・白谷雲水峡1泊2日ガイドツアー」2014年7月

1泊2日で、縄文杉と白谷雲水峡(もののけ姫の森・太鼓岩)をガイドと歩く!

f:id:sasaken59:20150323081127j:plain今回のお客様は、「初めての屋久島」を一人旅でいらしたお客様・Kさん。

島結では、ご予約を頂いたお客様とは、事前にメールやお電話で、ツアーに何を期待されているのか、どうして島結を選んで頂いたのかなど、色々とお伺いしています。

Kさんともいつも通りにメールのやり取りをしていると、なんと島結ガイドと同郷ということが発覚!ツアー前から、Kさんとは、ぐっと距離が縮まりました!

早朝の白谷雲水峡は、静かな森を楽しめ、ゆっくり写真も撮れる!

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7月の中旬でしたが、まだ梅雨明けしておらず、雲の多い朝からスタートしました。

この日のお客様は、Kさんの1名のみだったので、ツアー前日に、白谷雲水峡からの入山に決めました。登山口までの移動中、カメラにハマっているということだったので、朝焼けが見えそうなスポットに立ち寄りました。

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白谷雲水峡へ向かう途中に見えた、朝焼け。良い1日となりそうな予感。

白谷入口に到着すると、時折、パラパラと雨が・・。それでも、雨降りが美しい白谷雲水峡ということもあり、恵みの雨になりました。さあ、いよいよ縄文杉1泊ガイドツアーのスタートです!

雨の森が美しい、白谷雲水峡・もののけ姫の森へ。

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白谷雲水峡・もののけくぐり杉。

早朝の白谷雲水峡は、まだ誰も歩いておらず、本当に静かな森が堪能できます。日中には、少々混雑する場所も、カメラ片手に自由に歩いて、写真を撮りました。

パラパラ雨も森の中では、気にならない程度。レインウェアを着ていれば、雨が降ったり、止んだりを楽しむくらいでした。

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もののけ姫の森。今では、苔むす森と呼ばれています。

雨の後だったためか、いつも以上に、苔が潤い、深い森が目の前に広がります。普段はなかなかできない、「もののけ姫の森」の独り占めです。少し休憩も兼ねて、写真タイムを設けました。

一人旅でも、旅の思い出をちゃんと残してもらえる喜び。

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太鼓岩で絶景を前に、シャッターを切るKさん

カメラを持っていると、自然や風景を撮ることが多いというKさん。一人旅だと、なかなか自分の写真を撮る・撮ってもらう機会が少なく、自分の写真が残らない・・ということでしたが、ガイドツアーなら、ガイドがカメラマン役も引き受けます!

大人になっても、遊び心を忘れない!

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縄文杉をバックに、フチ子さんを撮影する。

屋久島の森でやりたい事って、お客様それぞれにあります。過去には、木の音を聞きたいと、聴診器を持って来られたお客様。誕生日なのでと、Happy Birthdayの看板を持っていらしたりと・・。そして、今回登場したのが、いつも旅に連れてくるという、話題の「フチ子」さんでした笑

夜は、あいにくの雨で、高塚小屋に泊まることに。ガイドの手料理を楽しんでもらい、屋久島の焼酎で乾杯しました!明日良いお天気になることを願って、就寝しました。

早朝の縄文杉へ。2度、縄文杉を楽しめるが、縄文杉1泊ガイドツアーの魅力。

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朝日を浴びる縄文杉を写真に撮るKさん

朝も雨が残りましたが、雲間から時折、太陽の光が差し込み、縄文杉が朝日で照らされていました。この日は、森の中で、縄文杉だけがスポットライトがあたり、輝いて見えました。Kさんも良い写真が撮れたようです。

 

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傘を差して、カメラモニターをチェックする

雨で輝く、森の緑が美しい。朝食を済ませてから、縄文杉を後にします。縄文杉からトロッコ道までは、同じ道の往復なのですが、歩く時間帯が異なるので、また新しい発見があったりします。昨日とは、違う風景に、Kさんのシャッター音が森に響きます。

トロッコ道にも、癒されスポットや見どころが!

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トロッコ道でようやく晴れてきました!

日帰りで縄文杉へ行かれる方から、延々と続くトロッコ道が辛かったという声を聞きます。でも、帰り道だけなら、新鮮な気持ちで歩けますし、途中途中にある癒しスポットなどに立ち寄りながら荒川登山口を目指せば、あっという間の8kmです。

2日間、目まぐるしく変化するお天気の中、色んな風景が撮影できたようで、Kさんもご満足して頂けたようです。

余談ですが・・

同じ年の秋に、Kさんは、お友達連れて、屋久島に再訪してくれました。

今では、島結の大切なリピーターさんのお一人です。

 

縄文杉1泊ガイドツアー(1名様OK!) - 屋久島アウトドアガイド 島結

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2月の宮島・弥山トレッキングツアー ~島結遠征ツアー・宮島・弥山登山編~

瀬戸内海の絶景を見に、宮島・弥山トレッキングへ。

宮島・弥山(広島)トレッキングの魅力は、頂上での瀬戸内海の島々が見られる

眺望と、島そのものが神として信仰の対象となっていたこともあり、

手つかずの自然の森が見られることです。

 

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そして、標高535mと片道1時間半~2時間で登れるという手軽さもあります。

もちろん、山の中ですので、しっかりとした装備は必要です。

 

弥山登山には、3つのコースがあり、今回は、大聖院コースから入山して、

紅葉谷コースへ下山するルートを辿りました。 

 

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まずは、フェリーで宮島へ入ると、出迎えてくれたのが、宮島名物のシカです。

普段、屋久島のシカを見ているので、体の大きさや、ぷっくりと肉つきのよい体型に

良いもの食べてるんだな~と感心してしまいました。

 

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 厳島神社を脇を抜けて、登山口へ向います。

途中で、おやつにもみじまんじゅうを買いました。

厳島神社は、潮が満ちて、海に浮かんでいるのが美しいですね~。

 

大聖院コースから、弥山山頂へ。

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 さあ、今回の入山口、大聖院コース入り口へ。2月なので、防寒対策をしっかりと。

樹齢100年前後のモミの大木などもあり、見ごたえもあります。 

 

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展望が開けたので、大鳥居と瀬戸内海を写真に。

フェリーが宮島口へ向っていますね。

 

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宮島・弥山トレッキングの魅力にもうひとつ加えたいのが、

登山ルートに現れる、奇岩・巨岩の数々。まるで刀で切ったような巨岩。

屋久島にも巨岩・奇岩が多くありますが、この標高で奇岩や巨岩が見られるのは、

嬉しいですね。

弥山七不思議にもなっている「干満岩」なんていうのもあります。

 

弥山トレッキングの魅力は、瀬戸内海を見渡せる絶景にあり!

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 頂上付近から残雪がありましたが、無事に山頂に到着しました!

青空も広がり、良いお天気に恵まれ、山頂も眺望も期待通りでした♪

 

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新しくなった展望台。瀬戸内海の島々がきれいに見えています。

レインウェアがちょうど青、黄、赤だったので、瀬戸内海をバックに。

 

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 巨岩を順番に持ち上げながら、巨岩の下をくぐりました笑

こんなところも楽しませてくれるポイントですねー。

 

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下山後は、老舗のもみじまんじゅう屋さんで、ゆっくりと。

実は、お昼ご飯を、大好きな「あなご飯」屋さんで食べようと計画していたのですが、

まさかの品切れで食べることができず、次回はこそは!

 

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厳島神社の中へも入り、観光客らしいことも。

 

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 厳島神社でお参りをして戻ってくると、潮が引いて、大鳥居まで歩いていけたので、

記念写真を撮って、宮島を後にしました。

 

翌日に開催した宮島シーカヤックツアーの様子はこちらから!

shimayui.hatenablog.com

 

 

 

 

2月の宮島シーカヤックツアー ~島結遠征ツアー・厳島神社・大鳥居をくぐる~

世界遺産屋久島から、世界遺産・宮島(広島)へ遠征ツアーへ。

島好きには外せないスポットが、広島にあります。

それは、世界遺産にもなっている宮島・厳島神社です。

 

安芸の宮島は、日本三景にもなっているので既に訪れた方も多いと思いますが、

ちょっと通な宮島の楽しみ方があるんです。

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それは、”シーカヤックで、厳島神社の大鳥居をくぐること!”

屋久島にいらしたお客さんにお話をすると、
”何それ!、そんな事できるんですか!?”と反応が返ってきます。

 

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屋久島でもならしたパドルさばき。

 

ということで、声を掛けたら、行きたいって方いるんじゃないかな?
と思い、実際に、屋久島に来たお客さんに声を掛けたら、本当に集まっちゃいました!

 

題して、島結遠征ツアー「宮島シーカヤック&弥山トレッキング」!
現地集合・現地解散で、冬の宮島を楽しんできました♪

 

厳島神社をくぐる!? 宮島シーカヤックツアーへ 

 まずは、シーカヤックでお世話になった『パドルパーク』さんで、

カヤックや装備などの準備からはじめます。

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2月の宮島の朝は冷えます。防寒対策をしっかりとして、瀬戸内海へ出る準備を!

そして、今回のルートを『パドルパーク』さんからご説明頂き、出艇です。

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 タンデム艇(2人乗り)なので、ほぼ初めてでも安定感は抜群です。

 

カヤックの魅力は、なんていっても、海や川の水面を滑るように、進める爽快感。

この日は、あまり風もなく、順調に、厳島神社の大鳥居を目指します。

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途中、牡蠣を養殖している筏のそばを漕ぎました。2月は、広島の牡蠣の美味しい季節。この年は、残念ながら、牡蠣の成長がいまひとつだったようで、浜辺で焼き牡蠣とはいきませんでしたが、美味しい牡蠣が食べられるのも、2月に広島に行く魅力のひとつですね。

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そして、無事に厳島神社へみんなで到着。

大鳥居をくぐった後に、みんなで厳島神社をバックに記念撮影! 

シーカヤックをみんなで同じ方向へ向けるのにちょっと苦労しましたね~^^;

でも、笑顔はばっちりでした。

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さあ、このあと、もう少しカヤックを漕いで、宮島の繁華街から離れた浜へ移動。

お昼も近づいてきて、ちょっと小腹が空いたので、カヤックを寄せ合い、

おやつタイムです。こういう時のおやつって、なぜだか凄く美味しいんですよねー。 

 

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2月は、広島の牡蠣が美味しい時期なんです!

少しお腹を満たして、さあ浜までもうひと漕ぎ。

到着してから、浜辺でお鍋の準備を。なに鍋を食べたかって!?

そりゃ、広島といえば、牡蠣でしょ!! ということで、美味しい牡蠣鍋を頂きました。

 

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今回、島結遠征ツアーin広島・宮島へご参加の女性チームのみなさんで記念撮影。

薄曇りのお天気でしたが、瀬戸内海の穏やかな海が印象的でした。

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帰りは、さらに海は穏やかに。ベタ凪の海とのこのこと。

鏡のような水面をスイスイと漕いで、進みます。

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 宮島の銘菓・もみじまんじゅうを食べよう!

最後は、カヤックで宮島へ再上陸!

観光で訪れた方々とは、一風変わった格好で、もみじまんじゅう屋さんへ。

昨日、もみじまんじゅうを食べていたこともあり、この日は、

”揚げもみじまんじゅう”を食して、帰路へ。

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夜は、『パドルパーク』さんオススメの広島風お好み焼き屋さんで、

懇親会を行いました。食べるのに夢中で、美味しいお好み焼きの写真が・・・。

 

次は、宮島・弥山トレッキングの模様をお伝えしまーす♪

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スウェットロッジ セレモニー2014 in屋久島を終えて

昨年に続いて、屋久島で開催された、「スウェットロッジセレモニー2014 in屋久島」に参加してきました。昨年、屋久島のガイド仲間からその噂を聞いていたのもあり、その頃から興味を持ち、今回、屋久島での2回目の開催に参加するに至りました。

 

セレモニーリーダーには、マザーアース・エデュケーションの松木正さんが、屋久島に訪れ、セレモニーが執り行われました。

 

そもそも「スウェットロッジ」って何?という方も多いと思うので、まずはそのお話から・・・「スウェットロッジセレモニー」とは、アメリカインディアン(ラコタ族)に伝わる七つの儀式のひとつで、Body(身体)、Mind(思考)、Emotion(感情)、Spirit(魂)の浄化と、統合の儀式のこと。

 

ラコタ族の言葉で、”イニィピー”と呼ばれ、それは子宮回帰を意味しており、実際のセレモニーも子宮をシンボライズした、半円球のドームの中に焼石を入れ、水を注ぎ、蒸気が舞い上がる中、スピリットに祈り、歌い、あるがままの想いを分かち合い、受け止め合い、つながりあい、全てのものとの関係に変化と成長をもたらすセレモニーと言われています。

 

この説明だけだと、何かとてもスピリチュアルなもの。現実から離れたものに感じてしまうかもしれませんが、実際は、松木さん曰く「伝統的かつ神聖なカウンセリングルーム」というように、かなり現実に即したものだったという印象を持ちました。

 

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スウェットロッジセレモニー終了後の子宮をシンボライズした半円球ドーム。

 

今回のセレモニーは、スウェットロッジを中心に据えながらも、そこへ至るまでのワークショップ、スウェットロッジを終えてからのワークと2日間に渡るプログラムとなっていました。その2日間、正確には、24時間のプログラムの中で感じたことを書き留めておきたいと思う。 

 

「特別な時間の流れ」
子どもの頃、砂場で友達と遊んでいる時のような感覚。今、何時だろうか?なんて思うこともなく、気付けば、もうこんな時間か!という感覚。
この時間感覚は、そのままスウェット・ロッジの中での時間感覚につながっていく。


「母と子のストーリー」
今回、スウェット・ロッジに入ったメンバーは、男性もいれば、女性もいた。既婚者もいれば、単身者もいる。そして、父もいれば、母もいた。社会の中では、それぞれ異なる立場のメンバーが集まったのだ。

 

でも、とりわけ感じたのは、母と子のストーリーの奥深さ。

 

自分は、男として生まれて、母親になることはないけれども、自分が幼い頃、自分の母親が、何を思い、何を感じて、自分と接していたのだろうか。そんなことに思いを巡らさずにはいられなかった。


「ティオシパイエ(拡大家族)」
初めて聞く言葉だった。アメリカインディアンの一部族であるラコタ族では、ティオシパイエを大切にしているという。でも、自分の人生がゆっくりと進み始めるのを感じたのは、この”ティオシパイエ”的な概念を意識し始めてからだった。

 

特に、今年は、自ら進んで、ティオシパイエと出逢った。1月に群馬でキャンプインストラクターの集まりに参加したのは偶然ではなかったのだろうし、北海道での旅では、自分がこれからの人生を歩む上で、会っておくべき人たちにも会うことができた。 

 

これからの人生で自分が大切にするもの、キーワードになっていくのが、「ティオシパイエ(拡大家族)」ではないか!?そんな予感を感じた。

 

最後にこの言葉で締めたいと思います。

HO! Mitakuye Oyasin!
ラコタ族の言葉。mi:私、takuye:つながり、oyasin:全てのもの。”わたしは全てのものとつながっている” の意。